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英語という言語は、日本語と周波数が異なる(英語:2000Hz以上 vs 日本語:500〜1000Hz前後)、大きくかけ離れた言語であるため、英語の音に慣れていない日本人にとって、時に雑音に聞こえるほど聞き取りにくく、最も覚えにくい言語の一つだといわれています。そんな英語をマスターするには当然時間がかかります

その上、子どもがたくさん聞くことで英語を自然に話せるようになるように、大人も身につけられるわけではありません。大人が第二言語として英語を身につけるには、必ず文法の知識が必要になります。

確かに長時間聞くことで雑音が旋律になり、どの状況でどう使うかといったイメージを捉えられ、少しずつ話せるようになってきます。しかし、1年間海外に留学してもあまり話すことができない人もたくさんいます。それは、
英語に囲まれた環境にいれば、努力しなくても話せるようになると勘違いしているからです。これは、『英会話スクールに通ってさえいれば話せるようになる』と勘違いしている人と同じです。

レッスンはたった週に1回か2回、60〜120分程度です。もちろん、それを1年・2年と続けていけば英語力はそれなりに上達します。しかし、それだけで流暢に話せるようになるはずがありません。
一般的に日常会話ができるレベルに達するためには、最低でも約3000時間以上の学習が必要だといわれています

そのためには、レッスン以外の自己学習が必要不可欠です。必ずしも毎日しなければならないわけではありませんが、継続的な学習は語学習得に欠かせません。ただ、何か他のことをしながら英語を流して聞く方法は初級者の方にはお薦めできません。意味のわからない、雑音にしか聞こえない音をダラダラと聞いていても、理解できるようにならないだけでなく、すぐに飽きてしまったり、わかったつもりになってしまうことがあるからです。もちろん、あらかじめ日本語で内容を理解している映画やテキストのCDを聞き流すことは悪くないと思います。ただ、それも『何もしないよりはまし』程度だと思ってください。日本語ならTVをつけたまま他のことをしていても内容を大体理解できると思いますが、そのことを英語でも容易にできると思いますか?実際、母語でなければ上級者でさえ難しいことです。

それよりも、時間があるときに、
例え10分でも集中して聞く(学習する)ことが効果的です。

実際の会話では『主語は誰で、動詞とその時制は何か、疑問詞を使っているのか、文の形はどうなっているのか…』など、たくさんのことに集中して聞かないと、例え全体の意味はわかったとしても、相手が言った表現の一部を使って即座に返答することはできません。初級者の多くは日本語で考えているため、会話の重要な部分を英語のまま記憶することが上手にできず、『相手が言った英語を一度日本語に訳して理解し、答えるときにはまず日本語で考えて、そしてそれを自分が持っている限られたボキャブラリーを使って再度一から英作文をする』という遠回りな方法をとっています。

<例えば…>
「What time do you usuallly leave for work?」ときかれたとき、英語のまま前から理解していけば、

「What time (質問は時間についてで)」、「do you (doを使っているから現在の習慣をきいている=単純現在形で答える)」、「usually (頻度はたいてい)」、「leave for work (仕事に行く時間をきいているとわかる)」と一瞬で頭の中で内容を把握し、家を出る時間を考えるだけで、あとは相手が使ったフレーズを再利用して、

「I usually leave for work at 7:30 in the morning.」と瞬時に答えられます。

しかし、初級者の多くの方は相手の言った英文よりも単語の意味に意識が集中してしまうため、

「What time だから”何時に”」、「do you usually (たいてい)」、「leave for work (仕事を去る??)」とまず日本語に訳してしまい、また意味がよくわからない表現が出てくると、その間に時制だけでなく副詞の存在も忘れてしまい(どれが副詞かさえ理解していない可能性が高いですが…)、その結果

「(仕事を終えて帰るのはいつも6時だから) I ... (workって言っていたから、仕事を終えるは) finished work ... (6時) 6pm.」のような、時制も副詞も前置詞も無視した、かなりブロークンな返答になりがちです。

ちなみに、「leave for work」は簡単な単語ばかりなのに聞いたことがない人が多く、「leave work」と似ているため、意味を間違えやすいので注意が必要です。

「leave for work」は「仕事のために出発する=仕事に行く」
「leave work」は「職場を去る=退社する」

正反対の意味になりますので、間違えたら大変ですね。

上記のように1から英文を組み立てるとなると、時間がかかるだけでなくなかなか言いたいことが言えず、自分に苛立つばかりで結局会話は中断するか、次の話題に進んでしまいます。スムーズな会話のキャッチボールをするために使える『相手の言った情報』を無駄にしてしまうと会話は弾まず、相手を苛立たせてしまうことにもつながります。決して頭の中で日本語に訳しても日本語で記憶せず、『大意は日本語で掴み、詳細は英語で記憶する』ように習慣づけましょう。

スピーキング力の向上のために、日ごろからリーディングを通して使える短文をたくさんインプットするのはもちろんですが、英語で考え英語で理解する練習もお忘れなく。

ただ、そもそも音が聞き取れなければ言っていることを理解できないので、集中して聞く時間がとても重要になります。ちなみに、ここでいう『集中して聞く(学習する)』とは、相手の言っていることを隅々まで理解しようと耳を傾け、その表現や文章自体を声に出してリピートまたはシャドーウィングすることや、その表現や文章の重要な部分(主語・動詞等)を使って返答の練習をすることを含みます。中級者の方でしたら、ディクテーションをして自分の理解度を試すのもとても良い練習です。集中して聞き、何度も声に出して印象付けた表現は忘れにくくなります。会話力を上達させるためにぜひ実践してみてください。

また、レッスンはただ会話をする場所ではありません。会話をするだけなら、外国人やバイリンガルな日本人の友人を作ればいくらでも無料で話すことができます。よって、ネイティブ講師のレッスンだけが良いわけではありません。しかも、レッスン以外でネイティブの方と話すことは実践的で良い練習になりますが、間違いを正してくれたり、わからないことを教えてくれるわけではありません。特に、文法に関しては、専門的に学んだ経験・教えた経験がなければ(浅ければ)、『こっちの表現のが自然だから』というように、正しい説明ができないことがよくあります。

レッスンは集中して英語で記憶し、英語で考える練習をする場であるのと同時に、日頃積み重ねてきた自己学習の成果を発揮するoutputの場であり、講師は間違いを正し、新しい表現を教えるだけでなく、その人に最適な方法で英語力の上達をサポートするものです。(ただ、現実は残念ながらそれを実践できていない講師の方もいらっしゃいます。)

STARS☆のレッスンでは各々の目的・レベルに合った、丁寧でわかりやすい、生徒さんの発言時間重視のレッスンを行っています。inputはいくらでも自分でできますが、outputは一人言を含め、会話でしかできない上、outputなしでは会話は上達しません。それも、毎回間違いを正したり、表現を教えてくれる環境は、まずレッスンでしかありえません。最適なアドバイスを与え、短期間でも目に見える成果を上げるのがプロの講師であり、STARS☆のレッスンであります。

ご自宅で『リスニングを強化し、リーディングを通して単語や表現を文脈で覚え、レッスン内容をしっかり復習する』など、英語学習にできるだけ時間を費やし、その実力を試すつもりでレッスンに望む姿勢が理想的です。
より短期間で語学を習得したければ、しっかり基礎知識を身につけ、日々の努力を怠らないことです。


明確な目標や長い目で見た忍耐力、できるだけ英語を聞く・読む(input)・使う環境(output)、努力を惜しまない強い向上心、そして継続的な学習がなければ、いつまで経っても話せるようになりません。


私も英語を日常的に使えるようになるまでとても多くの時間がかかりました。もちろん何の苦労もなく現在に至るわけではありません。実際カナダの語学学校に通っていたとき(日本を出発した時点で、基本的な日常会話のリスニングはほぼ問題なし)、3ヶ月間はまったく上達を感じず、“言っていることはわかるのに、どうして言いたことが表現できないんだろう”と自分にイライラし、“もう英語なんて話したくない!”と思う日々が波のように訪れ、スランプに陥りました。

しかし、実際は情報・知識の蓄積期間の真っ最中にあり、伸び率が安定していだけで確実に上達していたのです。

その日は半年後突然やって来ました。

蓄積していた情報・知識がいつの間にか言葉となって自然に口から出ていたのです。今まで使ったことのない表現を日本語から英語に訳すことなく、英語のままダイレクトに言えるようになっていたのです。それはとても大きな衝撃であり、また心からうれしいことでした。その頃から英語で考えるということ(英語脳と日本語脳の使い分け)をはっきり理解し、話すことが数倍、いや数十倍楽しくなりました。そして、気づいたら夢も英語で見るようになっていました。

皆さんも日々の努力を惜しまず、英語学習を継続していれば、将来は日本語が一切頭の中をよぎることなく英語を話せるようになります。しかし、留学前から中級レベルだった私でさえ、毎日英語漬けの生活の中にいて、言いたいことを英語で言えるようになるのに半年、完全に英語で考え、英語で理解するようになるのに1年以上かかりました。もちろん、その間に毎日英語を聞き、英語を読み、英語を覚え、英語で考え、英語で話すといった積み重ねがあった上です。

そのことをしっかり頭に置いて、英語漬けの環境を作りにくい日本にいながら英語を習得するためには、皆さんもレッスンだけでなく、日々の英語学習にできるだけ多くの時間をかけられるよう努力してください。
“運転免許を持っていても日頃車に乗らないと上手に運転できない”のと同じで、”英語も覚えるだけで使わないと上手に話せるようにはならない”ということを忘れずに!『英語を話せる』…その楽しさを実感できる日を目標に長期計画で頑張りましょう♪

もし、早く話せるようになりたいと焦る気持ちに反して、まだまだ学習不足が影響し、期待以上の伸びを感じられず挫折しそうになったら、
【語学習得には継続が必須】であることを改めて自分に言い聞かせ、気合いを入れ直しましょう!

【 Attention! 】
英語を習得するには時間がかかりますが、
STARS☆では短期間でも目に見える成果を上げることに
焦点を置き、一人ひとりに最適なレッスンを提供しています!


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